2015.02.25 21:49
日 時:1月26日(日)13:30~
場 所:立命館大学 大阪梅田キャンパス(JR 大阪駅南口より徒歩5分)
大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル5階 第7教室
℡ 06-6360-4895(立命館大学 大阪梅田キャンパス 大阪オフィス業務)
地図 http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_office_osaka_j.html
※本会場に初めて来られる方はわかりにくい場合がありますので御注意下さい。
会場アクセスに関する問い合わせはオフィス(上記の電話番号)へお願いいたします。
第1報告 13:30~15:00(質疑応答含む)
報告者:宮島美花氏(香川大学経済学部准教授)
テーマ:「中国朝鮮族の移動と社会保障」(仮)
休憩 10分
第2報告 15:10~18:10(質疑応答含む)
報告者:玄善允氏(大阪経済法科大学アジア研究所教授)
テーマ:「オールドカマーのある在日の家族の物語
―移動した人(一世)とその結果を生きる人(二世以降)―」(仮)
報告趣旨:中国朝鮮族の移動と定住を語る際に、数々の異質性があったとしても、むしろそうだからこそ、移動と長年の定住を経てきた在日の経験は参照に値するはずである。 ところが、私の印象では日本での中国朝鮮族研究者は在日の経験に関心が低く、知識も断片的である。また、中国朝鮮族研究は、移動する一世を焦点化する傾向が強く、その後に生じる様々なこと、例えば、定住過程で生じる一世と二世との軋轢、二世におけるアイデンティティクライシスのようなものに対する関心もまた不足しているような気がする。おそらくは、当事者たちは既にそうした問題に気づき、不安を抱いているはずなのに、それに向き合えないでいるのではなかろうか。 そこで、在日二世として60年以上生きていた私的経験を、あくまで参照例という前提で話し、議論したいと思った。在日研究はそれなりに積み重ねられているが、二世以降世代の多様性、そして個別性に関する認識が不足しているように感じられるので、あえて個別性にこだわって、我が一家の来歴とその関係世界に対する二世の眼差しといったことが、話の大筋となるだろう。
懇親会:18:30~21:30
参加希望者は当日申し出てください。 以上