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2018年度全国学術大会(2018.10.20)

2019.01.16 00:52

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2018年度朝鮮族研究学会全国大会プログラム

20181020日(土)於:日本大学経済学部

 

 

  9:30-10:00 受付・登録 *資料代:非会員500円、学生無料

 

10:00-10:15  開会の辞・会長挨拶

 

 午前の部:会員による報告 司会:宮島美花(香川大学)

 

10:15-10:50  第一報告

  報告者:李娜(宮崎大学大学院) 討論者:権寧俊(新潟県立大学)

「中国朝鮮族中高生の朝鮮語能力について:助詞を中心に」

 

 10:50-11:25 第二報告

   報告者:厳貞子(ECC外語学院) 討論者玄善允(大阪経済法科大学)

       「朝鮮族文学と在日朝鮮人文学におけるディアスポラと新人文主義の傾向分析

:許蓮順の『踊る木偶』と崔実の『ジニのパズル』の比較研究」

 

11:25-12:00 第三報告

   報告者:文銀実(国際ことば学院外国語専門学校) 討論者:林梅(関西学院大学)

「黒竜江省における朝鮮族社会の形成・分散・再形成:綏化地区の朝鮮族を事例に」

 

12:00-13:30  昼食(総会12:15-13:15※事務局メールにてお弁当の事前注文を受け付けます(1018日まで)

 

 午後の部:特別セッション

     「中国朝鮮族の移動研究をめぐる視点の多様化と深化」※ 司会:鄭雅英(立命館大学)

 

13:30-14:15 基調講演 孫春日先生(延辺大学・国際日本文化研究センター)【朝鮮語・通訳なし】

東北アジアの視角からみた朝鮮族移住史、そして研究現況と今後の課題」

 

14:15-15:00 特別講演 石華先生(中国作家協会・中国(延吉)文学アカデミー)【朝鮮語・通訳なし】

「“延辺は行く”、どこへ…」

 

15:00-15:10 質疑応答

 

15:10-15:30 休憩

 

15:30-16:50 科研中間報告

  第一報告〔総論〕権香淑(早稲田大学地域・地域間研究機構)

「朝鮮族の日本への移動と東アジア」

  第二報告〔各論〕宮島美花(香川大学)

               「朝鮮族と日本の留学政策」

第三報告〔各論〕鄭亨奎(日本大学)

「草創期における朝鮮族の日本留学」

第四報告〔各論〕趙貴花(名古屋商科大学)

「近年の朝鮮族の日本留学と多様化する留学後の移動」

 

16:50-17:40 総合討論 

 

17:40-17:55 授賞式「自画像を描く:わたしの日本暮し」

 

17:55-18:00 閉会の辞・写真撮影

 

18:30-20:30 懇親会 *会場は別途案内いたします。

 

科研基盤研究(B)17H04514「中国朝鮮族の元日本留学生と東アジアにおける「越境的な社会空間」に関する研究」共催

【特別セッション】

 

中国朝鮮族の移動研究をめぐる視点の多様化と深化

 

趣旨説明:

中国朝鮮族の変貌は著しい。しかも、多様で急激で大規模であるばかりか、現在進行中であるだけに、実態の把握は難しい。しかし、それにも関わらず、果敢で精力的な研究が積み重ねられて継続され、概ね次のような方向での研究の方向性もしくは認識が共有されるようになった。

 

従来の本拠地である中国東北地域の経済状況の停滞と、東アジア情勢の変化に伴う中国の開放政策への転換とが相まって生じた急速で大量の移動。

移動先の受け入れ政策や経済状況その他の変化に伴う移動・移住スタイルの多様化。

以上に対応した朝鮮族の家族や共同体などの跨境的ネットワークの強化による困難の克服と新たな生活スタイルの創造。

 

しかも、新たな視点、枠組みの研究の胎動も見逃すわけにはいかない。

先ずは、歴史的深化のベクトルである。移動を状況対応の様式としてよりもむしろ、集団の経験的資産の掘り起こしと活用の様式と見なそうとする態度である。朝鮮半島からの過酷な移住と定着の経験と、その後の中国での少数民族としての生活経験で培われてきたサバイバル戦略といったように、中国朝鮮族が歴史的に培ってきた移動文化に着目するのである。

そうした時間軸の拡大に伴う空間的拡大の方向性も浮上している。朝鮮族の移動を朝鮮半島から中国、そしてその後の中国から韓国や日本その他への移動といった、国民国家的な枠組みに押し込めることなく、近現代におけるヒトとモノの移動といったグローバルイシューとして捉える視点である。つまり、ポストコロニアリズムやトランスナショナリズムが交叉する場としての東アジア、そのグローバル化の総体的把握も模索されつつある。

本セッションでは、以上のような研究史的了解に基づき、移動、歴史、文化をキーワードにして、朝鮮族の過去と現在、さらにはそれらの総合としての将来的展望の共有を目ざす。そのために、中国朝鮮族の著名な歴史家と作家(詩人)をお招きし、それぞれの専門的見地から議論の導きの糸になるような報告をお願いした。そしてそれに続いて、本学会のメンバーが中心となって進めてきた科研プロジェクトの中間報告として、朝鮮族の元日本留学生とその家族の生活実践についての報告を行う。朝鮮族の元日本留学生のさらなる移動や再々移動に伴う家族関係の変化、言い換えれば家族の分散と再結集のダイナミズムが、東アジアの地域的状況の変化とどのように連動しているかをめぐり、最新の知見が共有されることになるだろう。

以上をたたき台として、参加者全員による率直で忌憚のない討論を通じて、朝鮮族の過去と現在と未来についての認識が共有されることを期待する。

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3 [写真] 第2回在日本中国朝鮮族国際シンポジウム file 管理者 2012.06.09 5105
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