2015.10.27 17:09
朝鮮族研究学会2015年度全国大会のご案内
各位 清秋の候、皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は本学会へ多大なるご理解、ご協力を賜り、誠に有難うございます。 さて、この度、表題のとおり全国大会を開催する運びとなりました。それぞれお忙しいところかとは存じますが、どうか奮ってご出席くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 参加希望者は、別添の参加申込書に、①氏名(所属)、②会員か非会員か、③会員は総会に出席するか・しないか、④昼食弁当(500円程度)を注文するか・しないか、⑤懇親会(3,500~4,000円)に参加するか・しないか、を明記して、11月14日までに朝鮮族研究学会事務局まで、Eメールで参加お申し込み下さい。 朝鮮族研究学会 会長 笠井信幸 朝鮮族研究学会事務局メールアドレスchaoxianzu@hotmail.com 日 程: 2015年11月29日(日) 会 場: 日本大学経済学部7号館7091教室 〒101-8360 東京都千代田区三崎町1-3-2 交 通: JR総武・中央線「水道橋」駅より徒歩3分 都営三田線「水道橋」駅より徒歩3分 都営新宿線・都営三田線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅より徒歩5分 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅 2出口 徒歩13分 スケジュール 9:30~ 受付 ・今年度の年会費未納の会員は、受付時に年会費(一般5000円、学生2000円)を納入してください。 ・昼食弁当申込者は、代金(500円)を受付時にお支払いください。 ・朝鮮族研究学会会員以外の方の参加は、資料代(500円)を申し受けます。 第1部 自由論題(朝鮮族研究学会会員による研究報告) 司会:谷川雄一郎(神奈川大学非常勤講師) 9:50~10:00 朝鮮族研究学会会長挨拶 笠井信幸(アジア経済文化研究所首席研究員) 10:00~10:40 第1報告 報告者:厳 貞子(ECC外語学院講師) 題 目:「「時間旅行」で体験する朝鮮民族の百年の歴史」 討論者:廣瀬 陽一(日本学術振興会特別研究員) 10:40~11:20 第2報告 報告者:成 治院(安東大学民族学科博士課程)・李 相賢(安東大学教授) 題 目:「高齢化社会における中国同胞老人のコミュニティ文化:世一敬老堂を中心として」 討論者:呉 泰成(茨城キリスト教大学非常勤講師) 11:20~12:00 第3報告 報告者:李 東哲(延辺大学外国語学院教授)・権 宇(延辺大学外国語学院教授) 題 目:「延辺地域における看板の中朝併記について」 討論者:李 守(昭和女子大学人間文化学部教授) 朝鮮族研究学会会員総会(昼食) 12:00~14:00 *昼食をとりながら総会を行います。昼食を注文されない場合は、ご持参ください。 第2部 セッション 14:00~17:00 テーマ「草創期の来日留学生と朝鮮族教育」 趣旨 朝鮮族の来日は、1980年代初期に始まると言われる。大学教員や研究員、あるいは日本に何らかの人脈を備えた草創期の留学生たちが先陣を切った。後に増加する一般の留学生に先駆け、高学歴で人的資本をもった少数のエリート層が、留学後に就職・起業するなどして日本に定着し、現在に至る朝鮮族コミュニティの礎を築いたと言っても過言ではない。しかし、草創期の朝鮮族留学生をめぐる日中両国の諸制度や状況については、未だ不明な点が多い。本セッションでは、以上のような現状を踏まえ、日中平和友好条約が締結された1978年以降、日本と中国との間で実施された留学制度に関する基調講演をはじめ、朝鮮族教育についてのいくつかの報告を交えて検討することで、当該領域における歴史的な事実を確認し、朝鮮族教育の意義と可能性などについて議論することを主眼とする。 司会:権 香淑(早稲田大学地域・地域間研究機構招聘研究員) 14:00~14:45 基調講演 鄭 亨奎(日本大学経済学部教授) 「新中国の草創期における日本留学と予備教育」 14:45~15:15 第1報告 報告者:花井みわ(早稲田大学非常勤講師) 題 目:「中国朝鮮族の日本留学への歴史的背景」 15:15~15:45 第2報告 報告者:出羽孝行(龍谷大学文学部准教授) 題 目:「朝鮮族学校の課題:1990年代から2000年代の延辺を中心に」 15分休憩 16:00~17:00 セッショントーク&フロアー討論(質疑応答、討論など) 登壇者全員 17:30~ 懇親会 *会場付近(別途案内)